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サラワクで安全に暮らすために:詐欺から身を守るガイド| サラワク 詐欺対策

7月14日
読了時間: 5分

サラワクでは、詐欺被害が深刻な社会問題となっています。毎週のように、「銀行」を名乗るSMS、「警察や政府機関」を装った電話、「必ず利益が出る」とうたうWhatsAppグループなど、一見正当に見える詐欺によって、多くの人が大切な貯蓄を失っています。

どれほど慎重で知識のある人でも被害に遭う可能性があります。つまり、詐欺は誰にでも起こり得るのです。

S-MM2Hプログラムを通じてサラワクで新しい生活を始めることは、とても楽しみな経験です。その新生活を安心して満喫するためには、詐欺師が用いる手口を知り、大切な資産を守る方法を理解しておくことが重要です。


サラワクにおける詐欺の現状

今年最初の3か月間だけでも、サラワク州の商業犯罪による被害総額は4,260万リンギットに達し、前年同期比で53.59%も増加しました。

その中でも最も多いのがオンライン詐欺で、主な事例には以下のようなものがあります。

  • ECサイト詐欺

  • 実在しない投資案件

  • 偽のローン勧誘

  • 偽求人

  • 電話詐欺

これらの詐欺は、不注意な人だけを狙っているわけではありません。近年では、会社員、管理職、退職者なども数多く被害に遭っています。詐欺師は心理操作に長けており、さらに最新のテクノロジーを巧みに利用しているためです。

Senior verifying a suspicious message with the help of a friendly verification assistant, highlighting the importance of checking official websites, official hotlines, and trusted sources to prevent online scams in Sarawak.
不審なメッセージを受け取った際は、親しみやすい確認サポートロボットとともに、公式ウェブサイトや相談窓口、信頼できる情報源を通じて確認することが大切です

サラワク 詐欺対策

  • 投資詐欺

現在最も被害額が大きいのが投資詐欺で、最近だけでも約2,500万リンギットの損失が報告されています。

詐欺師はWhatsAppやTelegramのグループへ勧誘し、元本保証、高利回り、リスクがほとんどないなどと宣伝します。

暗号資産(仮想通貨)、AI自動売買、FX投資などを利用した詐欺が特に多く見られます。

「1,000ドルが5年で26,800ドルになる」といった現実離れした利益を約束するものは、典型的な危険信号です。

  • なりすまし詐欺(マカオ詐欺)

詐欺師は、銀行職員、警察官、マレーシア内国歳入庁(LHDN)、政府機関職員などを装います。

「税金に問題がある」「銀行口座が犯罪に利用されている」「違法な荷物が見つかった」

などと言って不安をあおり、その場で送金するよう強く迫ります。

  • 賃貸・住宅建築詐欺

相場より極端に安い物件広告を掲載し、内見前に予約金や保証金の支払いを要求するケースがあります。

また、実在しない住宅建築プロジェクトにより、多くのサラワク州民が多額の被害を受けた事例もあります。

  • 悪意のあるAPKリンク

WhatsAppや非公式サイトからアプリをダウンロードするよう勧められた場合は十分注意してください。

これらはマルウェアであることが多く、銀行口座情報やログイン情報を盗み取る目的で作られています。


詐欺対策チェックリスト

詐欺を防ぐために専門知識は必要ありません。以下の基本的な習慣を身につけましょう。

1.必ず公式ルートで確認する- 銀行や政府機関を名乗る電話を受けても、その場で信用しないでください。一度電話を切り、公式ウェブサイトや銀行カードに記載されている正規の電話番号へ自分でかけ直しましょう。政府機関が電話だけで税金や法的問題の支払いを求めることはありません。

2.「Semak Mule」を利用する- 知らない相手へ送金する前に、マレーシア王立警察の公式「Semak Mule」で銀行口座番号や電話番号を確認しましょう。

3.個人情報を守る

以下の情報は絶対に他人へ教えないでください。

  • インターネットバンキングのパスワード

  • OTP(ワンタイムパスワード)

  • ログイン情報

4.マレーシア証券委員会(SC)で確認する

投資を行う前に、SC Investment Checkerを利用して、その会社や担当者が正式に認可されているか確認しましょう。

また、SC Investor Alert Listで無認可または注意喚起対象の事業者も確認できます。

詐欺師は実在する会社の社名、ロゴ、会社登録番号を悪用することがあります。

そのため、投資前には必ず公式情報で確認してください。

5.一度立ち止まって考える

詐欺師は「今すぐ」「今日だけ」といった緊急性や感情を利用します。

また、「家族には秘密にしてください」と言われた場合も非常に危険なサインです。


もし送金してしまったら?

誤って詐欺師へ送金してしまった場合は、すぐに 997 に電話してください。

997は National Scam Response Centre(NSRC) に繋がります。

被害発生から24時間以内に通報できれば、銀行が資金を凍結できる可能性が高まり、被害回復につながる場合があります。


二次被害(リカバリー詐欺)にも注意

詐欺被害に遭った後、お金を取り戻したいと思うのは当然です。

しかし、その心理を利用した「リカバリー詐欺」が増えています。

詐欺師はIT専門家や弁護士を装い、「お金を取り戻せます」と言って、手数料や前払い費用を要求します。このような話には十分注意してください。


安全に、そして最新情報を知ることが大切

「自分だけは騙されない」と言い切れる人はいません。

詐欺師は、その人に最も効果的なシナリオを、最適なタイミングで使うだけなのです。

詐欺の手口は日々進化しています。今日通用した対策が、明日も有効とは限りません。

常に最新のサラワク詐欺情報と詐欺対策を確認し、不審に思ったら一度立ち止まって確認しましょう。

迷ったときは、必ず公式情報で確認する。それが、大切な資産を守る最も確実な方法です。

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